発達障害就労日誌

色々あるけどまぁ生きていこうじゃないかというブログです。

記事を書かせていただきました、あと前回のエントリの話

ニューアキンドセンター様で記事を書かせてもらいました

new.akind.center

ちょっと思い入れのある記事なのでブログの方でも告知させてもらいます。起業、「成功」とか「失敗」以前に、そもそもハメられていたというパターンが結構あるよね、というお話です。これ、ハメられた人がまずオフィシャルに話題にすることはないのであまり出てきませんが、「起業」「独立」とか「自由に生きる」とかそういう話が出てきたら、とりあえず眉に唾つけた方がいいと思います。

度々アキンドセンター様でお話させていただいている「出資者を選ぶ」という話、つまるところこういうことなんですよね。起業をする以上、出資者は出資した額を全て失うところまでしかリスクがありません。しかし、出資を受けた側は自分の人生と、人を雇えば他人の人生、更に事業の行く末についての責任を負ってしまうわけです。平たく言うと、辞めたくなってもそう簡単には辞められなかったりします。そういうわけで、社長というのは実にしばしば死んだり失踪したりするわけです。会社辞めるより人生辞める方が簡単だったんでしょうね・・・。まぁ、わかる。

僕が起業大失敗話をこうやってさせていただいているのも、つまるところ死なずに済んだからで、何故死なずに済んだかというと出資者が大変理解のある方だったという一点なんですよね。もう少しタチの悪い人からお金を引っ張ったら死んでたと思います。

syakkin-dama.hatenablog.com

こちらの記事も記憶に新しいですが、辛島さん元気にやってますか?辛島さんはとても素直で正直な方でしたが、その背後には人間の底すら知れない悪意を感じましたよね。でも、たぶんあれも違法じゃないと思うんですよ。(もしかしたら違法かもしれないけど)なんにせよ、起業とか独立みたいな世界に打って出るということは、どうしてもこのようなリスクを孕む話です。

リスクをゼロにすることは出来ませんが、後悔のないようしっかり考えて進んでください。ただ、起業とかの話になると「いざとなったら全部捨てて命だけは守れ」みたいな概念が通じなくなることがままあります。それこそ、親に借金の保証人のハンコつかせたりしたら「会社が潰れたら実家が売られる」みたいな話になるのもよくあることですし、会社名義の借金の保証人に大事な人をつけてたら代表取締役を辞めても保証人外せなかったりしますし。「最大どこまで失ってもいい」という線を引いて、その範囲内でリスクをとっていくなどが考えられるんですが、会社経営で金を必死で回してる時にそのラインを守りきれるかというのもとても難しい話です。

そういうわけで、創業初期に避けられるリスクは避けられるだけ避けて、明らかな罠に飛び込むことくらいは避けよう。その先は各自やっていきましょう。そういう世界観になります。元エントリで登場した悪魔のような出資者ですが、普通に実在します。こないだも「社長100人募集」みたいな求人広告打ってる会社ありましたよね・・・。そりゃ、100%出資で持ち株ゼロで社長やってくれる奴なんて欲しいに決まってる。

皆さん、良い人生を。

 

前回のエントリの話

syakkin-dama.hatenablog.com

このエントリの反響が大きく、賛同から批判まで実に様々な声が届いています。いろんな人に読んでいただけて大変ありがたいです。どうもありがとうございます。ところで、僕は「レール」というか「学校教育」にあまり良い感情を持っていません。本文を見ればわかるとおり、「辞めればよかった」という気持ちがとても強いです。

だから、レールから完全に離れてもやっていく方法について語るのがメインになってしまっていますが、「レールから離れない」、ストレスや苦痛を最小に留めながらレールを最大限利用するやり方というのも、もちろんありえると思います。そちらの方法論を書ける方はぜひ書いていただければ、ツイッターなどでご紹介させていただきますし、本エントリの学生さんにも参考にしてもらいたく思います。

こういう問題に唯一絶対の正しい答えというのは存在しにくく、ケースバイケースの色が濃いのですが、皆さんのご意見も是非伺いたいです。よろしくお願いします。そして、エントリに登場する学生さんは親御さんともコミュニケーションを取って「とりあえず休息をとろう」というフェイズに入りました。話はまだまだこれからで人生もまだまだこれからですが、いくらかでも力になれれば嬉しい、というところです。

 

いろいろありますがやっていきましょう

僕は僕で、この数ヶ月はかなり激動の数ヶ月だったわけですが、それでもまだやりたいことはいっぱいありますので、引き続きやっていきます。躁鬱は無事躁に突入して、身体が軽くなってきましたが、そういう時こそ危ないので注意していきます。

今後ともこのブログを何卒よろしくお願いいたします。やっていきましょう。