発達障害就労日誌

色々あるけどまぁ生きていこうじゃないかというブログです。

【告知アリ】最近の発達障害マンとしてのお仕事日誌

まず告知です。ニューアキンドセンター様で書かせていただきました

new.akind.center

 

引き続きニューアキンドセンター様で書かせていただいております。今回も「使える」お話であると自認しておりますので、起業創業開業を目指す皆様、あるいは商いに興味をお持ちの皆様、是非ともご一読ください。フリーランスや自営の皆様にも使えるノウハウだと自負しております。

さて、最近ですが色々ありまして、本当に多忙です。勤め人とそれ以外と様々なあれに忙殺されており、死ぬ死ぬ死ぬといいながら日々充実して過ごしております。各方面にご面倒をおかけして本当に申し訳ないのですが、すいません何とか乗り切りますのでご容赦いただければと思います。ブログの更新も戻していきます。書きたいことはいっぱいあるんですよ、実は。

 

会社では色々あった

さて、最近の僕のお仕事事情ですが、好調です。よりによってこんな時に好調にならなくてもいいと思うのですが、誰かに必要とされるというのは非常に甘美なもので、「30年生きてきてやっと組織に必要とされた」という喜びに満ち満ちています。

その一方、なんでそこまで必要とされているかというと、会社で人的災害が発生したからなんですけどね・・・。まぁ、色々ある。会社には本当に色々あり、学びが絶えません。やはり人間は戦争をするし、それは避けられないことなのだなぁと感じる限りです。

そして、最近思うのですがやはり中小零細企業界隈は良いですね。なにせ、大企業に無限にいるようなオールラウンドマンがあまりいません。一芸があれば、多少能力的欠損があってもオールオーケー、問題は利益になってるかなってないかだ、という極めてシンプルな価値観で動いているのがとても良い。

最近はとにかく社内がハチャメチャなので、営業以外もあらゆる職域を触っているんですが、「あ、意外と僕事務出来るようになってるな」みたいな喜びが日々あります。なんというか、致命的に遅れて仕事の成長期が来たのかなという感じです。コンサータは本当にありがたい薬です。

契約書にハンコを乱打したり、「人員足りないんだから業務最適化しましょうよ」みたいなことをやって暮らしてます。エクセルも大分触れるようになってきました。相変わらずクソデカい鞄を持って、関東一円を駆けずり回っています。いや、キッツイいけどお仕事は楽しいですね。

 

ADHD傾向の強い上司の処世術

最近とみに思っていることは、僕の直属の上司はかなり強いADHD傾向があるな、ということです。もちろん、業界を長く生き残ってきた猛者であり、大変尊敬出来る良い人なので全く問題はないのですが、書類を紛失して探し回っていたり、スケジュールを見失ってイライラしているのを見ると、本当に我が事のような気分になります。

しかし、上司にはADHD傾向から起きるミスを帳消しにする非常に強いスキルがあることもわかってきました。それは「愛嬌」です。すべての感情表現が大きく、大きな声で快活に笑い、常に他者に敬意を示す。

そして、ミスがあったときは素直に謝る。何より非常に謙虚です。もちろん、衝動性の強さからくるのであろう癇癪などもあるのですが、その熱が引いた後には「すまなかった」と言える度量があるのは本当にすごいことだと思います。

言うまでもなくそのビハインドをひっくり返すだけの腕力も持っている方なのですが、やはり「周囲に愛される」というのはADHD傾向の強い人間のサバイブテクニックとして非常に有効なのだろうな、という認識を強くしました。

明朗な挨拶、笑顔、他者への共感的な振る舞い。それは演技であっても作りものであっても茶番であって、やはり有効なのだと思います。

 

仕事、楽しい

さて、そういうわけで弊社ではADHDと明らかにADHD傾向のゴリゴリに強い人間がタッグを組んで仕事をしているわけですが、これがまたなかなか良好です。お互い、衝動性が強いのはわかりきっているので、一方が暴走したときは上手にクールダウンさせることが出来ますし、ミスの起こりやすい仕事は二人で「俺を信頼するなよ!」と言い合いながらダブルチェックをしています。これはなかなか楽しい仕事です。

そして、お互いがお互いのミスに非常に寛容になれている気がします。「ミスは出るものだし、責め立てたところで減りはしない」という認識を持ち合えるのはとてもいいことですね。これ、多分一歩間違うと「お互いに責め合って不毛な状態に陥る」になりかねなかったと思うんです。実際、過去の僕ならなっていたと思います。

これは、一つまず上司のお人柄です。本当に敬意の持てる良い人です。そしてもう一つは、まだ会社に馴染んでいなかった頃の僕が、良好な関係を作り出すための努力に必死になった成果だと自惚れさせてください。

実際、これまでADHD傾向の強い人間と仕事が上手くやれたことはあまりありませんでした。特に相手が上司の場合「自分でもミスこくくせに他人に文句つけてるんじゃねえよ」みたいな反発がどうしても起こるのが僕でした。

しかし、今回は仕事の序盤戦でしっかりと敬意を示し、「あなたを尊重します」という態度を見せられたことが良い結果につながったのだと思います。その結果上司も、「実は俺もこういう傾向がある、勘弁してくれ」というような本音を出してくれました。こうなってしまうと、もう対立したり感情的にぶつかったりする理由すらないですね。

もしかすると、かつての職場で衝突した皆さんとも、今回と同じように対応していれば良好な関係を築けていたのかもしれないな、と思うとちょっと胸がチリっとするところはありますけれど、それでも僕にとってこれが出来たのはまさに福音です。

31歳にしていい職場に巡り合えたなぁと思ってます。お賃金も良いし・・・。遅れないし・・・。ちゃんと残業つくし・・・。

 

やっていきましょう

そういうわけで、諸々ありますが「多忙」という点を除けば僕はおおよそ元気です。これからも元気に書いていきます。仕事の話など、まだまだたくさん書きたいことはありますので、何卒今後も宜しくお願いします。もうちょっとで仕事の山を抜けますので、そこまでいったらまたブログをもりもり更新していきます。やるやるいってやれてなくて申し訳ないですが、エンジンに火を入れなおしてぶっ飛んでいく所存です。

やっていきます。