発達障害就労日誌

色々あるけどまぁ生きていこうじゃないかというブログです。

就職活動攻略法、実技について。ES~面接

これまでのまとめ

ええと、どこまで書いたんでしたっけ。とりあえず、「筆記やれ」「企業分析と自己分析やれ」「茶番センサー切ってマインドセット固めろ」まで書きましたよね。やっと具体的な戦術論に入れますね。このエントリでは、エントリーシート~面接に至るまでの具体的な戦術について書いていこうと思うのですが、これまでのエントリで書いた内容をやっていることが前提の戦術論にはなりますので、まずは

syakkin-dama.hatenablog.com

syakkin-dama.hatenablog.com

こちら2つのエントリをご参照ください。これを読まずに本日のエントリの内容を実行するのは難しいのではないかなぁ…と思います。いや、今日のだけ読んでも役には立つと自負はしてますけれど。

そして、一番最初に言っておきたいことがあります。就職活動は死に覚えゲームです。試行がかなりの回数期待出来ますので、最初から完璧を期す必要はありません。最低限の武装を固めたら、とにかく突っ込んで数をこなしてください。内定辞退なんかアホみたいに簡単です。カレーやコーヒーをかけられたなどの噂もありますが、そのような事態が起きた時は証拠を保全した上ですぐ僕に連絡ください。僕の取り分は4で結構です。「会社まで来い、誠意を見せろ」とか言い出す企業もありますが、敢えて出向いて挑発の限りを尽くすのも楽しいですし、「嫌です」と一言言って電話を切ればそれでおしまいです。

後述しますが、面接は身体的な要素がかなりあります。どれだけ入念にシュミレーションをしても、ある程度は経験を積まなければそうそう想定どおりに動くことは出来ません。ガンガン死んでガンガン覚えてください。最初から死に覚えゲーだと認知しておくことが重要です。無駄に落ち込む必要はありません。何度もいいますが、夏採用にもかなり美味しい求人はあります。諦めるな。

 

エントリーシートと面接は一体だと心得よう

エントリーシートの書き方」とか「面接の正しい受け答え」みたいな内容の知見は結構インターネットにも書店にも転がってますよね。あれらは大体正しいです。とりあえずザーっと読みましょう。でも、この概念に触れているものは見たことがないので、一番最初に持ってきました。

面接官はたいていの場合、ESを事前に読んだ上で、あるいは読みながら面接を行います。要するに、ESと面接の発言内容の整合性が取れていないとアウトだということです。面接を完璧に乗り切るためのファーストステージは、実はESの記述にあるということは強く覚えておいてください。

更に言えば、ESを読んだ上でどのような質問が来るかということもある程度想定は可能です。もっといえば、ESを使って面接官を操縦することすら時には可能になるのです。ESは、自分の強みと弱みをよく分析した上で「この質問を面接官にさせたい」「この辺りの話題に踏み込んで欲しい」という明確な意図を持って書きましょう。場数をこなせば、「面接官の質問がほぼ全て想定通りだったので、成否はともかく今日の面接は自分なりのパーフェクトだった」という感覚が出てきます。

何度も繰り返しますが、ESと面接は一体だということを強く認識し、ESを用いて面接官をハックすることを目指してください。面接本番の受け答えだけを想定して演技のヴァリエーションを考えると、想定されるシチュエーションは限りなく無限になってしまいます。ESを使って可能性の分岐を可能な限り刈り込み、自分が最も強くアピールできる場所に面接官を引きずり込みましょう。そこまでやるにはかなり場数をこなす必要がありますが、とにかく「ESと本人の印象がまるで一致しない」という状態だけは避けてください。間違いなく良い結果は生みません。

あなたのESは本当にあなたの印象と合致していますか?あなたが面接本番で語る内容は、本当にESの内容を補強するものですか?一次面接で妙に落ちる、という感覚を持っている皆さんはまずここを洗ってみてください。

 

ESの書き方とサンデーパンチエピソード

ESの書き方は前段の目的意識から導き出されると思います。要するに、あなたが最もアピールできる場所に向かって面接官を誘導出来ればそれが最も優れたESです。しかし、残念なことですが僕やあなたに「これをアピールすれば勝てる」ようなエピソードは存在しないでしょう。人生のどこをひっくり返してもそんなものは出てきませんよね。居酒屋のアルバイトは全くついていけなくて辞めた、ティッシュ配りのバイトは3個まとめて配ってたらバレてクビになった、サークルはなんとなく足が遠のいたまま一年経った、ボランティア?参加を検討したことすらねえよ。はい、それが我々です。

仕方がないですね、作りましょう。「バレるんじゃね?」という心配ですが、短期的には杞憂です。(ただし、そのエピソードが事実か事実でないかという点ではなく、あなたがあまりに現実と異なる人格を作りこんでいた場合、中長期的には露呈すると思います。この辺はリスクとリターンをよく検討したうえで判断してください)

エピソード捏造のコツですが、これは僕が某人事から賜った名言を皆さんに贈ります。「0を1にするのはダメだ。しかし、1を100にするのは許される」けだし名言と言えると思います。まずは皆さん、あなたの中の1を探しましょう。「1」すら無い人間というのはまずいません。この文章の中にすら「1」はあります。1を100まで膨らまして、あなたのサンデーパンチでありまた軸となるエピソードを作りましょう。

 

エピソード構築

じゃあ居酒屋バイトでいきますか。

あなた、居酒屋バイトをしてたんですよね。トイレ掃除しました?しましたよね。1回はやりましたよね。よっしゃ、それが1ですね。「あなたが大学時代頑張ったこと」については確実に問われます。その辺りで使うエピソードにしましょう。

「私は居酒屋のアルバイトを長年(2週間は長年に含まれます)続けていたのですが、その中でもとにかくトイレの掃除を頑張りました」

こんなもんで掴みはバッチリです。このエピソードは性質上、集団面接で「自転車で世界を一周しました」のようなクソ野郎が同席した場合に大変有効なカウンターパンチになります。人間というのは誰でも「スゲー」と思うようなエピソードを好む一方で、それに対する反感も持ちます。面接官のその感覚を上手く刺激して、圧殺しましょう。

「トイレ掃除は誰でも嫌がる仕事だと思います。私も最初はとにかく嫌でした。私の勤め先は学生街の居酒屋でしたので、トイレは目を覆うような惨状になることもしばしばでした」

まず、共感的なエピソードを入れましょう。「最初は嫌だった」の他に「いかにトイレが汚かったか」などを織り込みましょう。面接官に「そりゃそうだな」と思わせれば勝ちのゲームです。簡単でしょう。多少オーバーにするくらいの気持ちでいいです。なるべく具体的に表現しましょう。この場合「学生街の居酒屋のトイレ」の時点で否応なく共感が発生しています。

「ですが、私は気持ちを入れ替えて『とにかくトイレ掃除を徹底してやろう』と心に決めました。私の勤め先のトイレはそれなりに掃除されていましたが、いつも嫌な匂いが取りきれませんでした。大変汚い話で恐縮ですが、床にある溝に汚れが入り込んでいたのです」

ここはエピソードの具体性パートです。え、床はクッションフロアだったから一回拭けば綺麗になったって?そういう話はどうでもいいんですよ。面接官に「なるほど」と思わせる具体性があればそれでいいんです。エピソードを掘り下げるか、あるいは大胆に捏造してください。大丈夫です、誰も話のディティールなんざ記憶しちゃいません。「ディティールがあった」ことだけは覚えていますが、そんな細部誰も覚えてやしません。(ただし、「ディティールがなかった」ことはバッチリ記憶に残るので細部の描写は絶対に必要です)

「仕事の合間を見て、私は徹底した掃除をやってみました。他の仕事の合間にやっておりましたので時間はかかりましたが、結果としてトイレにこびりついていた悪臭は完全に取れ、見違えるほどキレイになりました。結果として、店長には大変お褒めの言葉をいただき、心づけを頂戴したのがとても嬉しかったです」

え、心づけなんて貰ってないって?そんなの誰も確認しようがないんだからどうだっていいんですよ。これが達成のパートです。何かを試みる⇒達成、というシンプルな構図です。ここから先がミソです。

「私は大学時代を通じて、このトイレ掃除をきっかけに『みんなが嫌がる些細なこと』に主体的に取りくむことを頑張ってきました。そして、皆が嫌がる些細な仕事も「やるぞ」と決めて主体的に取り組めば苦痛ではなくなり、誰かの役に立てることを学びました。とてもささやかな話で恐縮ですが、これが私の大学時代を通じて頑張ったことです。御社で働かせていただく上でもこの気持ちを持って取り組ませていただきたいと考えております」

はい、一般化のパートです。「大学時代頑張ったこと」ですが、これは暗黙のうちに「オメーは大学時代何をしてきた?それはウチで何の役に立つんだ?アア?」という問いですので、ここまで満たしてやらなければ100点にはなりません。

共感、具体性、達成、一般化という4つのフェイズがありましたが、これらをきちんと踏むのが重要です。共感パートは話の「ツカミ」です。面接官に「わかる」という気持ちを起こさせ話に引きずり込んでください。具体性パートは「俺はウソは言ってないよ、このリアリティを見ればわかるだろ」をアピールするパートです。これがないと真実を語っていても「ウソクセー」と判断されますので大変重要です。達成パートはストーリーのエンディングです。なんかちょっとした華々しいエピソードを入れてやると話がぐっと締まります(捏造OK)。一般化のフェイズは先述したとおり、「俺はちゃんと質問の意図を理解しているし、御社で役に立つというアピールをしているんだぞ」というパートです。これがないと思いっきり減点になる可能性が高いので留意してください。

これを完璧に組めば「バイトリーダー」とか「サークル幹事長」とかその手のありふれたエピソードは元より、「自転車世界一周」などのエピソードすら殴り倒せることがあります。共感を呼ぶ凡庸さは、時に非凡さに勝るのです。いいですか、エピソードの内実自体で突き抜ける必要は一切ありません。面接官に「こいつは使えそうだ」と思わせるゲームなんです。大学時代の実績天下一武道会じゃありません。それを強く意識してください。実績天下一武道会の土俵では我々は全くの無力です。さっさと降りて、勝てる土俵で勝負しましょう。このエピソードは理解を容易にするために単純化してあります。実際に使う場合はもっとガッチリ肉付けしてください。

とりあえず、この形式を踏まえたあなたのサンデーパンチとなる具体的エピソードを三つ作りましょう。もちろん、三つが相互に矛盾することのない形でです。すると、それ以外の場所も「それを踏まえて」作らなければならなくなるため、ESや面接の受け答えに一本芯が通ります。あなたの目指すべきキャラクター像が具体化されてくるわけですね。具体的なエピソードからあなたのキャラクター像を逆算する方式を僕はお勧めします。その逆はお勧めしません(完全な捏造になってしまうからです)。

念のため言っておきますが、「トイレ掃除」エピソードは僕がここで語ってしまったし、これだけ(一日最大5万人くらい来てる)の人が見たら人事の方も普通に見てるので、そのまま実行したら絶対ダメですよ。インターネットの好きな工夫のないバカと認識されるのは嫌でしょう。着目するべきは構造です。あなたの「1」を踏まえて構築してください。

これが出来上がる頃には「自己紹介」「自己PR」などの基本的な内容に苦労することは一切なくなるでしょう。しかし、ブラッシュアップは常に怠らないでください。

 

面接に勝つために

はい、具体的なサンデーパンチエピソードを3つ作りこみ、それに合わせてESをいくつか書けば、あなたの演じるべき自己像は大体明確になったと思います。では、それをコピーして、ヒマさえあればとにかく読み返すようにしてください。「もっといい表現があるな」という気づきも当然あるでしょうし、記述された内容を頭に染み込ませる必要もあります。また、企業に提出したESは必ずコピーをとって保存するようにしましょう。あなたがこれまでに行った試行とその成果を確認する必要があるからです。まさかとは思いますが、自分が提出したESを読み返さず面接に臨んでいる方はいませんよね?絶対にダメですよ。

この作業を繰り返せば、ESはどんどん洗練されていくでしょう。また、それに引きずられて面接もどんどん良くなっていくはずです。椅子に座るタイミングとか服装とかその辺のTIPはナンボでもその辺に転がっているので適宜調べてください。それはそれで重要です。

ところで、皆さん面接では自信を持ってしっかり喋れてますか?序盤戦ではまず無理だと思います。面接対策にミッチリ通った人は出来てるかもしれませんが、このブログの読者に「面接対策はバッチリ通った」という人は少数だと思います。

ところで、皆さんフリースタイルラップ出来ますか?僕は出来ません。出来る気もしません。例えばあなたがフリースタイルダンジョンに出て、R指定と勝負して恥をかかない程度に負けられるくらいまでラップが上手くなるのにどれくらいの期間が必要だと思いますか?わかりますね。面接も同じです。練習なしではまず上手くなりません。

これは、練習会に通うのもいいですが本番を数こなして死に覚えするのも良いです。また、自宅で鏡の前で練習するのもとても大事です。古い映画の話で恐縮ですが、「8マイル」ではエミネムだって鏡の前でラップをひたすら練習していました。あなたがエミネム以上に喋れるなら話は別ですが、そうでないなら当然ながら練習はいります。最初は「俺は何をやってるんだろう…」みたいな気持ちが当然出てきます。それでもやってください。徐々に「お、今のいい感じだったな」などの気持ちが発生し、体の硬さが取れてきます。茶番に没入してください。

練習で出来ないことが本番でも出来ると思うのは我々の大変悪い癖です。まずは、自分のサンデーパンチとなるエピソードを淀みなく感情をこめてしゃべれるようになるまでひたすら練習してください。録音するのも良いです。最近のスマホの録音アプリは大変便利ですよ。「盗み聞き」というアプリがお勧めです。録音した自分の喋りを聴いて「俺の声と喋りは本当にキモい」という感情が発生しなくなるまでやりこめば、相当上達しています。

面接において、相手の発言の意図を汲み、最適な発言を出力出来るまで考える時間は通常与えられません。いかに「型」を身に着けているかの勝負なんです。これはスポーツをやってた方ならピンと来る概念だと思いますが、何百、何千回と繰り返して身体に染み込ませた動き以外本番で信頼できるものなんてありませんよね。やってください。練習は裏切りません。

 

主張の型、論証構造

そんなこと言ったって具体的にどういう風に喋ればいいんだよ…。という悩みはあると思います。また、ESにエピソードを書く場合などにも応用できる話なのですが、論証構造という考え方があります。

主張ー根拠ー論拠

という3ステップに主張のパラグラフを分解する考え方です。単純そうに見えて結構深い概念で勉強するとわりと便利なんですが、今日はとにかく実戦で生かすことだけが主眼ですので細かい説明は省きます。

というのもですね、就職活動で問われる質問の大抵は表現は違えど、「オマエ、ウチで役に立つの?」という内容なんですよ。ですから、主張は常に「私は役に立ちます」に固定されているんです。問題は、その「役に立ちます」という結論に向かってどのように論旨を組み立てるかだけなんです。

先ほどのトイレ掃除の例を挙げますと、主張(私は役に立ちます)根拠(大学時代トイレ掃除を一生懸命やったからです)論拠(トイレ掃除ですら一生懸命やれる人間はどのような仕事にも主体的に取り組むことが出来ます)

みたいな形式ですね。要するに、主張と根拠の間の飛躍を埋めるブリッジが論拠です。根拠と論拠が揃っていないと「主張」が成立しないことは直感的にわかりますよね。「大学時代トイレ掃除を一生懸命やったから、私は御社で役に立ちます」では、主張と根拠の間が離れ過ぎていてなんとなく意味がとれる程度にしかなりません。この隙間を埋める「論拠」をきちんとつけてやるのが重要です。

この形式を敷衍すると、先ほどの「具体的なエピソード」を根拠に、「私は役に立ちます」という結論まで運ぶという構造が見えてきますよね。僕の経験則で恐縮ですが、ほぼこれ一本で就職活動はブチ抜けます。

主張(私は役に立ちます)根拠(具体的なエピソード)論拠(主張と根拠の間をブリッジする理屈)という形式だけを頭に入れてください。「何かを説得力のある形で主張しろ」というタイプの質問はほぼこれだけで大丈夫です。ただし、言うは易しでこの思考の形態が身体になじむにはそこそこの練習がいります。普段から何かを主張する段になったときは、自分の主張にはきちんと根拠と論拠があるのか考えるようにしてみてください。自分がきちんと喋れていたつもりでも、論拠が吹っ飛んでいたら意味不明ですし、根拠がなければそれはただ単に言い張っているだけです。

説得力のある主張には大体(レトリックなどを用いる例外はありますが、これは所謂詭弁になりますので無理に覚える必要はないです)根拠と論拠があります。このワンセットを意識してみてください。ぐっとあなたの話には説得力が出てくるはずです。

また、前述した「共感」「具体性」「達成」「一般化」の話にも、この主張ー根拠ー論拠の要素が埋め込まれていることが読み返すと理解されると思います。共感から始まる一連の流れが話の運び方、演出です。主張ー根拠ー論拠の流れが話の組み立て方であり、骨子です。どちらも大変重要です。数をこなして両方使いこなせるようになるととても便利ですよ。

 

はい、お疲れ様でした

今日は濃いですね。書いてて大変疲れました。流石にこれは要約が必要だと判断したので要約をつけておきます。

  1. 就職活動は死に覚えゲー。結果にいちいち落ち込むな。どんどん死にに行け。
  2. エントリーシートは面接の流れを決める非常に重要なもの。面接の受け答えと齟齬が発生しないように作りこめ。また、必ずコピーをとり面接の前に見返せ。エントリーシートの時点で面接の流れは決まっているし、操作することも出来る。
  3. セルフアピールの骨子となる具体的エピソードを3つ作りこみ、それを軸に全体的な自己像を構築しろ。0を1にするのはダメだが1を100にするのはアリだ。
  4. エピソード構築は、共感・具体性・達成・一般化の流れを意識しろ。ツカミ・細部・エンディング・御社で私が役に立つ理由、と言い換えてもいい。
  5. 声に出して練習しろ。面接はスポーツだ。身体に染み込んだものしか信頼できない。
  6. 何かを主張するときには、主張ー根拠ー論拠の論証構造を意識しろ。そして、主張の根拠は具体的なエピソードを伴う経験から導け。これだけで説得力が1桁上がる。

いかがだったでしょうか。どれも「言うは易し」です。概念を理解しただけで即座に実行出来るとは思わない方がいいと思います。しかし、これらの概念を意識して動けばあなたのESと面接の受け答えは飛躍的に精度を増すはずです。

本日一番重要な概念は、ESを面接の前に必ず読み返すことです。ESで想定されていたキャラクター像と本人の印象が全く食い違った場合、それがポジティブに働くことはまずありません。「ESはやっつけで書いて送ったし、何を書いたか全く思い出せない」という状態では、面接が始まる前から負けています。それだけはまず避けましょう。とにかく、総体性を意識してください。ESと面接が全く別のものだとは思わないでください。ESと面接での受け答えが完全にシンクロした時に初めて良い結果が生まれます。

それと、論証構造は本当に意識して損はありません。また、他者の主張を精査する場合にも大変便利です。根拠と論拠を洗えば、相手の主張の穴を見つけることはかなりやりやすくなります。なんとなく覚えておいてくれると嬉しいです。

それではやっていきましょう。