読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

発達障害就労日誌

色々あるけどまぁ生きていこうじゃないかというブログです。

残念な新卒のための生存手引書(実践編基礎2 「朝に打ち勝つ」)

朝に打ち勝つ(眠る)

皆さんは朝が嫌いだと思います。はい、僕も大嫌いです。明日も仕事だということはわかりきっていたのに、明け方の5時頃焦燥感にまみれながらインターネットを眺めているあの絶望感は何度味わっても辛いものです。辛えな。本当に辛えよな。

「じゃあ夜型の仕事に就けばいいんじゃね?」と思った皆さんもいるでしょうが、借金玉さんは試しました。結果は大体同じか、ちょっと悪くなります。当たり前ですね、いくら我々が夜が大好きとはいえ、人間は基本的に夜行性の生物ではありません。

朝に強くなる方法は基本的にはシンプルで、インターネットに知見も大体揃っています。要するに、規則正しい生活をしてさっさと寝る。これに尽きます。細かいTIPSは無限にありますし(夜遅くに食い物を胃に入れない、寝る前にホットミルクを飲む、半身浴をする…)そのいずれも結構効果はありますし、やってみる価値はあります。ですが、正直言って「生活を完全に規則正しくする」に勝るものはないと思いますし、その程度でなんとかなるなら苦労はねえんだよ、という前提でこの文章は書かれています。その程度で何とかなる人については「うらやましいなぁ」という気持ちです。

結論はシンプルです。最寄の心療内科などに出向いて、睡眠薬貰ってきてください。

個人的には作用時間の短い(2時間程度)マイスリーが一番便利だな、と思いますが、深夜覚醒などの強い人はもう少し作用の長いものが合うと思います。(僕は圧倒的に入眠困難が強いです)31年かけてありとあらゆる睡眠ハックを試して来ましたが、薬に勝るものは存在しませんでした。色々試す時間が惜しいです。細かいことを試すのももちろんいいことですが、さっさと睡眠薬もらってきてください。

不眠は長く続けば続くほど加速度的に全てが悪くなっていきます。仕事のミスも増えて精神的にも安定しなくなり、ありとあらゆる歯車が噛み合わなくなっていきます。さっさと眠剤です。(他に精神が不安定になるようなら安定剤も便利です)心療内科は怖くありません。さっさと予約してください。「なんか眠れない」程度の症状なら、名医を探す必要はありません。片っ端から電話してとりあえず一番近い日に予約が取れる心療内科に飛び込んでください。急げ。本当に急げ。どんどん悪くなるぞ。どんなクソ医者に当たっても薬さえ貰えれば治る可能性のある初期が治療の大チャンスだ。さっさと医者に飛び込め。悪化したら間違いなく鬱もセットで襲ってくるぞ。

尚、僕がやってるのをツイッターで目撃した皆さんも多数いると思いますが、アルコールとの併用はとてもだめです。粉にして鼻から吸うのは論外です。やめろ。僕も30代になったしやめる。飲み会のあととか晩酌した後に飲むのはしょうがないけど、酩酊を求めて酒で飲むのはやめろ。僕もやめる。頑張る。借金玉さんそれで一回入院してるからな。すごいぞ、閉鎖病棟。一緒に頑張ろう。これに関しては強いこと言えないけど、一緒に頑張ろう。

まとめ

  • 不眠の対処は薬に勝るものなし。
  • 初期ならわりとすぐ治ったりもする。こじらせるとやばい。
  • 不眠は虫歯と同レベルに放置したらどんどん悪くなると認識しろ。
  • 死に至る病の初期症状の可能性が大いにあることを認識しろ。

朝に打ち勝つ(起きる)

朝起きるために必要なのは気合でも意志力でもありません。たった一つの小さな動作です。まずグダグダ言わずにカフェインの錠剤を買ってきてください。コーヒーを淹れるなどの優雅な行為は我々には無理です。エスタロンモカでもいいですが、海外からの輸入品にはクソ安いのがあります。検索しましょう。薬剤に抵抗が強い人はペットボトルのお茶を箱買いするなどもいいと思います。「毎晩水筒にコーヒー詰めよう」みたいなクソ高いハードルは設定しないでください。100%無理です。

重要なのは、「目覚ましが鳴ったらとにかくなんか一動作する」ということです。目覚ましが鳴ったらとりあえずカフェインの錠剤を飲むというのがほとんど無意識に実行出来るようになるまで続けましょう。しばらく続けるとカフェインなしで起きられる朝が増えてきます。僕も今は寝起きでカフェインを飲む朝は2割程度です。

ADHDの診断が出てコンサータを処方されている皆さんは、枕元に水と一緒に置いておきましょう。副次的な作用ですが、あれも覚醒作用はかなりあります。飲み忘れも防げます。

これはTIPS寄りの話になりますが、スマホのアラームはだめです。入力を忘れますし、音も小さくて目が覚めません。ご近所さんが怒鳴り込んで来る恐怖を感じるくらい音のくそでかい目覚まし時計は必須です。こういうことを言うとあれですが、お隣さんをマジギレさせる方が始業時間を寝過ごすよりマシです。ただし、アナログの目覚まし時計は12時間すると再び目覚ましが鳴り始めるタイプも存在し、これはだめです。我々は100%息の根を止め忘れてご近所さんをマジギレさせます。デジタルの24時間単位で時間設定可能なものにしましょう。

Google

こういう検索結果を活用して、とりあえず買いましょう。

まとめ

  • 目覚めに必要なのは小さな一つの動作。
  • 枕元にカフェインの錠剤と水、もしくはカフェインの入った飲み物をセット。
  • コンサータ飲んでるマンは当然枕元にセット。
  • 目覚ましは爆音のものを今すぐ買え。ただし、12時間単位の時間設定しかないものはダメだ。

朝に打ち勝つ(身だしなみ)

風呂は朝入るか…は絶対禁忌です。

大事なことだから2回言います。おまえは朝になってから風呂に入れるタイプの人間ではない。髭剃りと風呂だけは絶対に夜のうちに済ませておいてください。この二つだけは本当に大変だと思いますが何とか夜のうちにやってください

 朝の身だしなみが快調にこなせるかどうかは、実際のところ朝になってから頑張ってどうにかなることじゃありません。普段の生活と寝る前の仕込みで95%決まります。しかし我々のことです、5分以上かかる下準備を毎日続けるなど不可能に決まってる。しょうがない。課金しましょう。

まずは基本からいきましょう。ワイシャツ20枚買ってきてください。30枚でも構いません。店の前で投売りされてるクソ安いやつな。別に高いのでもいいけど、どうせ高いシャツ買ってもシミつけるしクリーニングにこまめに出すなんて不可能だからな。靴下も30本買ってきてください。ベルトも何本か買いましょう。我々は謎の理由でベルトが消滅します、ベルトが見つからなかったから約束に遅刻したことがありますよね?ネクタイも多めに買っておきましょう。靴は三足は最低要ります。紐がついたヤツは基本的にダメです。また、「2秒で履ける」をモットーに選びましょう。我々は「なんか気分がどうしても乗らなかったので一週間靴紐が解けっぱなしだった」みたいな人種です。靴べらが必要な靴はだめです。朝の我々の気力状況に対して「靴べらで靴を履く」というタスクは重過ぎます。顔洗って歯を磨いて服を着たら飛び出しましょう。液体のマウスウォッシュは言うまでもなく必要です。

とにかく、朝の身支度で一番最悪なのは出社に必要なアイテムが見つからない、あるいは足りないことです。買え。とにかく買え。備蓄を万全にしろ。多少はロス出しても構わん。お洒落とかそういう概念はとりあえず捨てろ。人間の格好をすることに専念しろ。言うまでもないことですが、当然これらのタスクが実行出来なかった場合に備える必要もあります。歯磨きセット、髭剃り、整髪料、口臭対策のガムやタブレットなどは絶対に鞄に入れておいてください。「救われた…」と思う日が必ず来ます。

まとめ

  • 髭剃りと風呂だけはなんとか夜のうちに済ませろ。
  • 出社必須アイテムは山ほど買え。ワイシャツ、靴、ベルト、靴下など。
  • 朝の最低限の身だしなみが出来なかった日の対策として、鞄には身だしなみセットを突っ込んでおけ。
  • 靴は三足は最低でも買え。重視するのは2秒で履けることだ。
  • 人間の格好をしてれば合格点だ。多くを求めるな

朝に打ち勝つ(持ち物)

鬼門です。これがかなり難度が高く、失敗した時のリカバリーも難しい。とにかく、「朝に持ち物を点検して全部揃えよう」という概念は綺麗さっぱり捨ててください。前の日の夜にやれなかったらもう無理です。そして、前日の夜にやるというのもかなり難しいです。

syakkin-dama.hatenablog.com

そこでこれです。はい、最初っから全部突っ込んでおけばいいんです。家で仕事を処理するなどがあった場合は、「終わったらとにかく鞄に突っ込む」などを徹底してください。「とにかく業務アイテムは全て机の上に置く」「寝る前に机の上になんかあったらきもちわるい」という習慣づけがお勧めできます。そして、目に入った必要性が発生しえるアイテムは全てカバンに突っ込んでください。一週間後に必要になるアイテムも今すぐ鞄に突っ込んでください。そのためのクソデカビジネスバッグです。

しかし、それでもまだ尚注意すべきものがあります。手帳、スマホ、名刺入れ、定期入れ、財布、ネクタイピン、シャチハタなど「ポケットに入っているアイテム」です。これらの対策もあります。まずは今すぐメモ紙などに、「朝必要なアイテム一覧」を書き出してください。それを机の上にセロハンテープでベッタリ貼ってください。

その上で上記の「とにかく業務アイテムは全て机の上に置く」と平行してライフハックを走らせてください。シャチハタを忘れたら壮大な怒られが発生するタイプの皆さんについては、会社から支給されたシャチハタと同じメーカーのシャチハタを数本買って会社に備えておくなどの技もあります。(ただし、本当に同じ陰影かどうかは入念にチェックしましょう)

尚、会社にロッカーがある皆さんについては、「うっかりスニーカーで出勤した」対策として、ドンキホーテとかで売ってるクソ安いビジネスシューズを一足ロッカーに突っ込んでおくなども推奨できます。僕はやらかしましたがこれに救われたことがあります。うっすら「やっちまう気がする…」と思った皆さん、確実にやります。対策しとけ。僕以外にもスニーカーで出勤したアホの存在は確認したので結構やらかした奴いると思うぞ。

まとめ

  • 朝に荷物を整える作業は不可能。夜にやるしかないと心得ろ。
  • 必要なもの、この先必要になるものは基本的には全部鞄に入れておけ
  • スーツのポケットに入れる系アイテムは、机の上に一覧表を貼りだし、常に机の上に全部置く習慣をつけろ。
  • 忘れたらクソヤバイアイテムに関しては可能であれば予備を用意することも考えろ。

朝に打ち勝つ(寝過ごしちまった)

はい。やっちまいましたね。慌てるな。これが5日ぶり3回目ならかなりヤバイ事態だが、朝寝過ごすこと自体はそれなりに結構みんなやらかしてる。落ち着け。喫煙者ならまずは煙草を一本吸って精神を整えろ。デパスがあるなら飲め。

職場から既に鬼の着信履歴が入っている時間なのか、それともまだ数分過ぎた段階なのかはわかりませんが、やることは一緒です。まずは電話しましょう。クソ怖いと思いますが、精神が落ち着いたらすぐにやりましょう。相手が喋る前にクソデカい声で「申し訳ございません!」の絶叫を叩き込みましょう。そして「ただちに向かいます」と叫べ。言い訳は一切要らない。謝意とすぐに向かうということだけを伝えろ。

ここで「体調が悪く…」とか「昨夜はちょっと色々あって…」とか言い訳を並べると、99%相手の怒りにジャンジャンガソリンを注ぐことになります。大丈夫です。1回や2回の遅刻でクビになる職場はありません。めっちゃ怒られは発生しますが、かなりの割合の人には実は覚えがある事態です。この場合必要なポイントは上に上げた二つのみ、「謝意」と「すぐに向かう」だけです。余計な情報を入れれば入れるほど言葉尻を拾って矢をブチ込んできますので、極力余計なことを言うのはやめましょう。ここで相手に与えた言葉尻が職場到達後の叱責のとば口になってしまいます。そして、電話口で叱っても出社時間が遅れるだけだということは相手も心得てます。

出社中は全力で説得力のある言い訳を考えてください。「おまえさっき言い訳するなって言ったろ?」と思われたかもしれませんが、適切にステップを踏んで行けば言い訳を使うタイミングはあります。この際は、「言い訳」とセットで「今後とる解決方法」まで考えておいてください。事態のフィナーレで必要になります。

はい。職場に辿り着きました。走りましょう。ゼイゼイ言うくらい走りましょう。他の部署からマヌケに見られるな…などの心配は要りません。どうせマヌケな事態なんです。さぁ、いよいよフィニッシュです。誰もが怒気と呆れをない交ぜにしたあの表情で待機している職場に辿り着きました。

上司のデスクまで走りよって、申し訳ございませんでしたァ!の絶叫を叩き込みましょう。余計な言葉は一切要りません。そして、床を頭でブチ抜く勢いで頭を下げましょう。「まぁ頭上げろよ」の声がかかるまで頭を上げてはいけません。下手に上げると相手の攻撃本能に火をつけてしまいます。5秒、10秒、ついに念願の「まぁ、頭上げろよ」の声がかかりました。ゆっくりと頭を上げましょう。目の前には超クソ怖い顔があると思います。そこでもう一回トドメの「申し訳ございません」を入れましょう。ここで頭を下げると相手にもう一回「頭上げろ」を言わせることになるので、ぐっとうつむいて歯をかみ締めるなどがオススメです。

ここからルート分岐が入ります。お説教に入るか、あるいは運がよければここで見逃してもらえる可能性もあります。ここで解放された場合は部署の全員に謝罪をして回り、自分のデスクに戻ればミッションコンプリートです。「最近なんかあったのか?」などが入った場合は先ほど考えた言い訳と解決策を披露してください。

お説教に入った場合も基本的には一緒です。相手から「さぁ言い訳を言え」という意思表示がなされるまではひたすら謝罪に徹してください。相手に一切喋らせず叱責を続けられる説教の達人はそれほどいません。(たまにはいます)どこかで必ず、「さぁ言い訳を披露しろ」というタイミングが来ます。ここで先ほどの言い訳を使ってください。

これで、1~2回の遅刻であればほぼ乗り切れると思います。そして、なんとしても最大年2回で乗り切ってください。3回目当たりから本格的にヤバくなってきます。僕は2回で済ませましたが、3回目に突入した先輩はクソヤバイ事態になってました。あれの打開策は通常の手段では存在しないと思います。

頑張りましょう。

まとめ

  • 演技性とディティールが必要なので要約は不可能です。読んでください。
  • 相手の攻撃本能を極力抑え込みましょう

朝は辛い

朝はとても辛いです。しかし、これを乗り越えなければ職場に辿り着きませんのでなんとしても乗り越える必要があります。頑張りどころです。やっていきましょう。しかし、「今日はどうしてもだめだ」という日に関しては、勇気を出して「休む」という選択肢を取ることも忘れないでください。体調不良で病休を取るというのは誰でもあることです。行きすぎなければ有益なリフレッシュになります。

どれくらい体調が悪いと職場で全く使い物にならない状態になるのかなどを頑張って把握しておきましょう。そして、「どうしてもだめだ」が続くようなら職場を離れるという選択肢も常にあることは心得ておいてください。

失業保険と傷病手当などについては入社前に頭に入れておきましょう。逃げるという選択肢は常にあります。何度も何度も繰り返しますが、絶対にそれだけは忘れないでください。